フランキンセンス

 

分類・・・カンラン科
属性・・・ボスウェリア属

 

♡フランキンセンスの歴史

フランキンセンスは、カンラン科のボスウェリア・ツリーから採れる樹脂です。

もともとアラビア半島に生息していたこの貴重な木は、
古代フランス語でピュアな香りという意味をもちます。

また一説ではその昔、アラビア半島へ遠征したフランク王国の十字軍が樹脂を持ち帰り、
フランキンセンスと呼ばれるようになったとも言われています。

 

日本では乳香とよばれ、アラビア語でも同じく乳という言葉を語源にもつ名称(olibanum)で呼ばれるフランキンセンスは、

乳香という名の通り、表皮を傷つけられるとミルクのような白い樹脂を出します。

この樹脂を放置して固められたものが、
フランキンセンスのエッセンシャルオイルの素となるのです。


またフランキンセンスは、ベツレヘムでイエスが誕生した夜、3人の東方賢者が持ってきた捧げものであり
現代においても、教会で焚かれることの多い香りです。

礼拝堂に足を踏み入れた時の、背筋が伸びるようなひんやりとした空気に変わる瞬間は
フランキンセンスの浄化作用による部分もあるのかもしれません。

 

☆ ・ ☆・☆

 

フランキンセンスはその昔、金と同じほど価値が高いと言われ、
アラビア半島貿易の主要な輸出品でありました。

近年になってアラビア砂漠の地下深くに発見され、「失われた砂の王国」と呼ばれる古代帝国ウバール

当時のフランキンセンスの貿易の中心だったのではないかと言われています。

アラビア半島の人々の生活を古くから支えてきたフランキンセンスは、
ユダヤ教においてミルラとともに非常に神聖視されている香りであり

ヘブライ語の聖典タルムードの中でも、聖なるインセンスを作る11の材料のうちの1つとされています。

ソロモン王と繋がりの深い香りでもあり、
彼が作ったとされ今は破壊されてしまったエルサレム神殿でも、
儀式の際にフランキンセンスが用いられていたと言われています。

 

現代ではアロマテラピーとして人気の高いフランキンセンスの精油は、清々しさ、霊性を持ち合わせており、
体も魂もひきしまるような厳かな香り。

心と体を無にして新しい始まりを迎える、新月の夜の瞑想におすすめです。

♡フランキンセンスのスピリチュアルな意味

古くから神殿や教会など、宗教的な場所で使われてきたフランキンセンスは
神聖なものへの敬意や、崇拝を象徴するハーブです。

宗教的な深い瞑想も意味するため、ひとりきりで自分の信仰と向き合いたいときにおすすめの香りです。

また、フランキンセンスは保護の意味も持っており、
現代でも一部の教会では新生児にフランキンセンスのオイルを塗る習慣があります。

邪悪なエネルギーを除けると言われ殺菌効果も高いフランキンセンスは、悪いものからあなたの身を守るためのおまじないにも適しています。

 

♡フランキンセンスの効能・効果

・呼吸器を楽にする。
・ストレスをやわらげ、心を穏やかにする。
・年齢肌のエモリエント効果。
・殺菌、抗菌。

 

♡フランキンセンスのおすすめアイテム

 

 

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